PHS(簡易型携帯電話)のサービスが一日から始まったが、いくつかのメーカーは、部品調達の遅れなどが原因で、電話機の販売が初日に間に合わなかった。予想以上にPHSの前人気が高かったこともあるが、特定メーカーの特定部品が欠かせない、という生産体制の層の薄さが影響している。
PHSはパーソナル・ハンディホン・システムの頭文字で、サービスを始めたのは、NTTパーソナル通信網とDDIポケット電話の二グループ。
NTTは、日立、松下通信工業、NEC、シャープ、ソニーの五社の電話機を売り出す予定で、注文も受け付けていたが、サービス開始直前の六月下旬、日立製が販売中止になった。
日立は、六月二十日ごろ、千数百台までつくったところで生産ラインが止まってしまった。通信手順などを記憶させる米国インテル社製の中核部品(フラッシュメモリー)が入荷しなくなったからだ。インテルのこの部品は、仕様や性能がPHSに適しているといわれており、各社から発注が殺到した。注文が遅れた日立は後回しにされた。
一方のDDI陣営でも、九メーカーのうち、日本ビクター、アイワ、京セラなどの発売開始が今月十日から二十日ごろに延びた。ビクターは、生産開始直前に、部品の一部に不具合があることがわかり、他の部品に切り替えたことなどが原因という。アイワは、生産計画を直前になって上方修正したため。
PHSはパーソナル・ハンディホン・システムの頭文字で、サービスを始めたのは、NTTパーソナル通信網とDDIポケット電話の二グループ。
NTTは、日立、松下通信工業、NEC、シャープ、ソニーの五社の電話機を売り出す予定で、注文も受け付けていたが、サービス開始直前の六月下旬、日立製が販売中止になった。
日立は、六月二十日ごろ、千数百台までつくったところで生産ラインが止まってしまった。通信手順などを記憶させる米国インテル社製の中核部品(フラッシュメモリー)が入荷しなくなったからだ。インテルのこの部品は、仕様や性能がPHSに適しているといわれており、各社から発注が殺到した。注文が遅れた日立は後回しにされた。
一方のDDI陣営でも、九メーカーのうち、日本ビクター、アイワ、京セラなどの発売開始が今月十日から二十日ごろに延びた。ビクターは、生産開始直前に、部品の一部に不具合があることがわかり、他の部品に切り替えたことなどが原因という。アイワは、生産計画を直前になって上方修正したため。
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| — | この電話は作りにくくなっております PHS、部品足りない(朝日新聞・1995年7月2日朝刊) |