しょたんぶらー@shota.net
 今の電話網に代わって21世紀の基幹通信網になるといわれる総合デジタル通信網(ISDN)を、日本電信電話(NTT)が実用化してほぼ半年。これまでの契約者数は103、契約回線数は537回線(9月末現在)と、期待の割には伸び悩んでいる。
 NTTの「INSネット64」は、普通の電話回線に特殊な装置を付け、Aさんに電話しながら、Bさんにもファクシミリ送信ができるなど、複数の相手に異種のメディアを使って通信できる仕組み。現在は指定都市を含め27地域に拡大している。
 伸び悩みの原因のひとつは、端末機で期待されているデジタルファクシミリの普及の遅れ。1枚4秒と速く、鮮明に送れる装置だが各メーカーの製品が出そろうのは年末ごろとみられ、本格化していない。また、カラー動画テレビ電話なども価格が高く、普及には時間がかかっている。
 しかしNTTでは、来年度中にはサービス地域が県庁所在地に広がるほか、来春には情報を区切って回線の空いている時に送るパケット交換ができるようになるので、利用が本格化する、としている。
NTT、ISDN伸び悩む 端末機普及に遅れ(朝日新聞・昭和63年10月29日朝刊)
  1. takeori reblogged this from shoco
  2. shoco posted this